低体温と督陽障害

2018年6月1日『ケアネット』
『現代女性は低体温 基礎体温36℃未満が4割近くも~日本抗加齢医学会総会』

以下、引用。

現代女性の平均基礎体温は36.5℃で、36℃未満の女性が38%もいる。こんな研究結果が5月25日~27日大阪で開催された日本抗加齢医学会で発表された。産科婦人科舘出張 佐藤病院院長の佐藤雄一氏、順天堂大学医学部小児科学講座らの共同研究グループが民間の3万2000人のビッグデータを分析して明らかにした。

平均基礎体温を0.5℃刻みで見ると、35.0℃未満0.1%、35.0℃以上35.5℃未満1.9%、35.5℃以上36.0℃未満36.8%、36.0℃以上36.5℃未満60.2%、36.5℃以上37.0℃未満0.9%、37℃以上0.1%。平均基礎体温が36℃に満たない女性が38.8%にも上った。

低温期の基礎体温を過去(1972年)の報告と条件を整えて比較したところ、0.32度低くなっていた。

その特徴を調べたところ、低値群でタンパク質摂取量、運動実施率が有意に低く、朝食欠食率、月経異常の割合は有意に高かった。

冷えや低体温の女性はハッキリ増えています。
医学の教科書には正常体温は37.0℃と明記されていますが、低体温と低血圧は西洋医学の病名ではないです。

正木健男先生は何十年も前から「子どもの低体温」「背骨グニャ(姿勢が悪い)」を調査研究されてきました。
起立性低血圧(起立性調節障害OD)や登校拒否の子どもは朝から午前中に体温が低下します。背骨グニャと一緒に考えると督脈の問題だと分析しています。

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