無資格「マッサージ」トラブル増加

2018年6月22日『朝日新聞』
無資格「マッサージ」トラブル増加

以下、引用。

マッサージの資格を持たず、「もみほぐし」や「リラクセーション」などの看板を掲げた業者による消費者トラブルの相談が群馬県内で増加している。低価格が売りの業者が増える一方、有資格者の撤退が背景にあるとみられる。業界団体は対策強化に乗り出す考えだ。

県内の50代女性は昨年7月、もみほぐしの店を利用した。背中の痛みがひかなかったため、翌日に医師に診てもらったところ、肋骨にひびが入っていると診断された。治療が必要となったため、近くの消費生活センターに「損害賠償を求めたい」と相談した。

県消費生活センターによると、法的資格が必要な「あん摩マッサージ指圧」などを除く、法的資格が必要ない施術によるトラブルで県内のセンターに寄せられた相談の件数がこの3年間で急増している。

金銭トラブルなども含めた相談は2015年に3件だったが、16年は6件、17年は18件に。昨年は「腰の痛みがより強くなった」「背中に痛みが出た」「手にしびれが出た」などの健康被害の訴えがあった。

今、世界中でマッサージは成長産業なのに、何十年経ってもこの惨状です…。

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