スペインの複雑な鍼灸事情

2018年11月15日
「スペイン政府は鍼とホメオパシーを禁止したがっている」
Spain wants to ban acupuncture and homeopathy

以下、引用。

スペイン政府は鍼やホメオパシーのような代替医療への戦いに宣戦布告した。ヘルスセンターから健康リスクのあるとみなされるものを排除していく計画だと言う。

2018年11月15日
「スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学(USC)は鍼の修士課程を停止する」
La USC suspende cautelarmente las prácticas del máster de Acupuntura

スペイン・ガリシア州の州都にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学(USC)では、20年に渡って「鍼の修士」が教育されてきたそうです。

しかし、2018年11月15日木曜日にスペイン政府よりの命令で、現在在席している15人の卒業で鍼の修士課程は終了させられます。

2016年にヴァレンシア大学とバルセロナ大学がホメオパシーの学位を取り消しました。

2017年5月にスペインの首都マドリッドの偉大なる公式のマドリッド医科大学(ICOMEM)は、ホメオパシーや鍼のような代替医療を公式に排除することを決定し、関連学会に通知しました。

2017年5月12日
「スペインの『偉大なる公式のマドリッド医科大学』は、ホメオパシーや鍼(アクプンツーラ)のような代替医療を排除した」
El Colegio de Médicos de Madrid excluye las terapias alternativas como la homeopatía o la acupuntura

2017年にはスペイン国立遠隔教育大学もホメオパシーの学位を取り消しました。そして2018年11月15日にスペイン唯一の鍼の高等教育、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学(USC)の鍼の修士号が取り消されたわけです。

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