2018年11月19日『オンコロジー・ナース・アドバイザー』
「鍼は、がんやがん治療における自己申告症状を緩和する」
Acupuncture Eases Some Self-Reported Symptoms of Cancer, Cancer Treatments
2018年緩和サポートケア・オンコロジー腫瘍学シンポジウムでの発表です。
375人の患者を対象にテキサス州ヒューストンのMDアンダーソンがんセンターが発表しました。
Lopez G, Garcia MK, Liu W, et al. Outpatient acupuncture effects on patient self-reported symptoms in oncology care: A retrospective analysis of real-world data. J Clin Oncol. 2018;36(suppl 34). Abstract 135.
以下、引用。
最初の治療で全ての症状が改善した。最も大きな改善はホットフラッシュ、吐き気、シビレ、チクチク感、疲労感であった。
全身症状の改善は最初の治療と最初のフォローアップで起こっていた。特に精神的苦痛で改善していた。臨床反応における改善は吐き気（57.3%）、ドライマウス（57.8%）、精神的苦痛（58.9%）が最初のフォローアップでは大きかった。