暑証の鍼灸:『鍼灸大成』の「中暑」

明代、楊継洲著、『鍼灸大成』治症总要です。

以下、引用。

中暑で人事不省:人中、合谷、内庭、百会、中極、気海を取る。

現在と遜色のない配穴で驚きます。

以下は、清代、1815年に李学川が書いた『鍼灸逢源』です。

以下、引用。

「中暑:暑乃天之氣。所以中手少陰心經。初病即渴其脈虛弱」
「人中 中脘 氣海 曲池 合谷 中衝 三里 內庭暑鬱中焦」

暑証と手少陰心経の関係を指摘しているのは卓見だと思います。

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