因地制宜:広東省の新型コロナウイルス肺炎の中医薬治療計画

2020年1月27日
『中医学参上!広東省は、新型コロナウイルス肺炎の中医薬治療計画(試行第1版)を公布した』
中医药来了!广东公布新型冠状病毒感染的肺炎中医药治疗方案(试行第一版)

以下、引用。

広東省の新型コロナウイルス研究班の流行病学の特徴を根拠とすると、臨床症状は中医の疫病、温病の特徴がある。嶺南の気候は湿が多く、疫癘の気は簡単に湿熱を挟み、まず肺衛に侵襲し、素体が脾胃虚弱のものは邪気が正気に勝てば邪毒が裏にはいって化熱し、津液を消耗し、甚だしければ営を灼いて動血し、直伝心包すれば危篤となる。本病は湿熱疫毒を病因として湿・熱・ 瘀 ・毒・虚が病理的特徴である。

広東省はSARSの分析でも、 湿・熱・ 瘀 ・毒・虚を指摘していました。

中医学には因地制宜の原則があり、地域によって治療法を変えます。北京は初期を寒湿の湿瘟と分析していますが、広東省は蒸し暑く、湿熱と分析しているのが面白いところです。

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