立春の養生:辛味と甘味を取り酸味を控える

2020年1月31日『財経新聞』
【立春養生】中醫話:「肝木逢春生」;立春起居飲食要養肝護肝,莫生氣

以下、引用。

大補はよくない。辛散、甘味の食物を食べるのがよい。

春の季節の飮食は秋冬と異なる。秋冬のように温補や大補は不適切である。春は陽気が最初に生じるので辛散のもの、ニラ、ホウレンソウ、ネギ、コリアンダー、ニンニク、カイワレ、
タケノコは肝木の気を升散するのを助ける。

また、春の時期は酸味をとりすぎることを控える。酸味は肝臓に入り、収斂の性質があり、陽気を昇発させ、肝気を疏泄するには不利である。辛散の品を除くと甘味のものがよい。『千金要方』には春七十二日酸味を省き甘味を増やす。もって脾気を養うとあり、五行では木は土を相克し、木は肝臓であり、土は脾臓である。もし肝気・肝火が太過なら脾胃を傷つける。甘味は脾胃に入りよく脾胃を健康にする。それで進んで甘味をたべて肝気が脾胃を傷つけるのを防ぐ。

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