鐘南山先生の涙

2020年2月29日
「鐘南山の40日、3回の落涙と27の言葉」
钟南山的40天、3次落泪和27句话

以下、引用。

1月28日、新華社通信が訪問した際に鐘南山は武漢の防疫について話す際に目に涙をためていた。

鐘南山は1月30日の夜にも涙を流した。北京で開かれた会合からの帰りの路上で、彼は武漢の医療スタッフたちが非常な辛苦に耐えているのを話しながら泣き出した。

その後、鐘南山は2月11日に(武漢地方政府の隠蔽を告発して亡くなった医師)李文亨の話をしている際に泣き出した。「ほとんどの人が李文亨が中国のヒーローだと思っているが、私もそうだ。李文亨を誇りに思う。彼は12月には真相をつかんでそれを訴えていた」。

鐘南山先生が涙を流しているのをみた中国の20歳から29歳の若いネットユーザーたちが鐘南山先生を心から尊敬しているという分析記事です。

以下、引用。

(若いネットユーザーがつぶやいているのは)「鐘南山は(自分がハイリスクグループの高齢者であることをわかっていて他の皆には武漢には近づくなと言いながら)自分だけ武漢に行った」「国士無双」「鐘南山はものすごく疲れて見える」「真実を話す勇気をもっている」「科学に厳密」などの評価である。

われわれ若者には老先生を評価する資格などない。ただ最高の敬意をもって見上げることしかできない。

中国の20代のネチズンたちは、国難に際しての鐘南山先生の行動や言動をみて最大限の尊敬を捧げ、人間的に影響を受けているのがわかります。

たった1人の鐘南山先生でさえ中国を劇的に変えています。鐘南山先生を尊敬し、影響を受けた20代の人が多数出現すれば、中国という国の未来は劇的に変化する可能性があると思いました。

そして、日本でも鐘南山先生の後ろ姿を追いかける20代や30代の東洋医学者が1人でもいるなら、日本の東洋医学の世界全体を変えると思うのです。

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