反復性肩関節脱臼とマケドニアの火鍼

2018年11月マケドニア共和国
「反復性肩関節脱臼の関節鏡後の鍼」
Acupuncture Treatment after Shoulder Arthroscopy after Recurrent Dislocations
Jihe Zhu
Open Access Maced J Med Sci. 2018 ‪Nov 25‬; 6(11): ‪2133–2135‬.
Published online 2018 ‪Nov 17.‬ doi: 10.3889/oamjms.2018.476
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6290407/


千代の富士は反復性肩関節脱臼で横綱になってから4回も脱臼しました。反復性肩関節脱臼です。


2016年12月20日『日刊スポーツ』
『千代の富士、脱臼癖から生まれた「筋肉のよろい」』

千代の富士は本土俵だけで7度、そのうち横綱になってからは4度脱臼した。
千代の富士は3人の医師から「手術すると半年稽古できないから筋肉のよろいをつけろ」と言われた。1日1000回の腕立て伏せをノルマにした。

反復性肩関節脱臼のほとんどはバンカート損傷であり、バンカート修復手術をすすめられます。

2014年「肩前方不安定性:文献レビューと現代の概念」
Recurrent anterior shoulder instability: Review of the literature and current concepts.
Sofu H
World J Clin Cases. 2014 Nov 16;2(11):676-82. doi: 10.12998/wjcc.v2.i11.676.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4233422/

マケドニアのウェイトリフティングをしていた女の子が肩関節脱臼となり、肩の関節鏡を受けました。2年後に水上スクーターから転落した際に肩関節脱臼を起こし、医師は外科手術を勧めました。

以下、引用。

マケドニアの首都スコピエの中医学クリニックで鍼治療スペシャリストの治療が行われた。治療は室内で週に1回である。火鍼治療が5分から10分で、通常鍼治療が30-45分である。

1年もたたずに結果は驚くべきものとなった。肩や腕の痛みはなくなり、動きも全ての方向で制限がない。

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