【新型コロナウイルス】社会的距離を確保するための弊害

2020年3月28日フランス国営『AFP通信』
『南アフリカ警察、集まった買い物客にゴム弾発射 「社会的距離」確保で』

社会的距離に関するネガティブな情報が流通しないのはフェアではありません。

以下、引用。

ヨハネスブルクの中心的な商業地区で犯罪多発地域でもあるヨービルではロックダウン2日目の28日朝、人気の食料品店、ショップライトの外に200~300人が集まった。だが、人々は先を争って場所を取り合い、新型コロナウイルスへの感染リスクを抑えるため他人と一定の距離を保つ社会的距離の勧告を順守しなかった。すると警察車両10台で現場に到着した警官らが買い物客らに向けてゴム弾の発射を開始。驚いた買い物客らはお互いを踏みつけ合い、赤ちゃんを背負っていた女性が地面に倒れる事態となった。警察はその後むちを使って互いに一定の距離を保つルールを順守させた。

同国のシリル・ラマポーザ大統領は国民5700万人に対し、21日間は外出を控えるよう命じ、封鎖を実行するために警察や軍を配置。だが、特に貧困地区の住民らの多くが命令に従わず、食べ物を探そうと大勢の人々が外出している。

南アフリカで食べ物を探した買い物客にゴム弾をうち、むちを使って社会的距離を順守させたのは医療崩壊を防ぐためです。

2020年3月29日『ロイター通信』
『インド首相が貧困層に謝罪、「コロナ封鎖」策で深刻な被害』

以下、引用。

21日間の予定で実施するロックダウン措置を発表したが、インドの数百万の貧困層を直撃する結果となった。飢餓に見舞われる人が多数出ているほか、失業した出稼ぎ労働者が都市を逃れ、数百キロを歩いて出身地への帰省を余儀なくされている。

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