【新型コロナウイルス】ブルッキングス研究所の予測

2020年3月6日ヤフーニュース
『「新型コロナで死亡する日本人は57万人」米著名シンクタンクが掲載する報告書の中身』

以下、引用。

新型コロナウイルスで死亡する日本人は最悪のシナリオでは57万人。世界では、最悪6800万人が死亡。そんな恐るべき数字を伝える報告書「COVID-19が世界のマクロ経済へ与えるインパクト:7つのシナリオ」が3月2日、アメリカの著名シンクタンク、ブルッキングス研究所のウェブサイトに掲載された。

アメリカのニューディール政策を創ったブルッキングス研究所のワーウィック・マックビンと
ロシェン・フェルナンドという2人のオーストラリア国立大学の教授が、社会・経済に与える影響をシミュレーションしました。

The Global Macroeconomic Impacts of COVID-19:Seven Scenarios

発表されたのが3月2日で、4月3日時点で世界の感染者は48万人、死亡者は4万6,000人です。日本の感染者は2,675人で死亡者は71人です。

集団免疫をめぐる議論で、イギリスは200万人が重体になり、27万人が死亡するという予測を出したため、激しい批判を浴びて社会的距離政策に移行しました。ブルッキングス研究所のイギリスの最悪シナリオは死亡者29万人で、イギリスの人口は6,600万人、日本の人口のちょうど半分ぐらいです。

リスク・マネジメントは「最悪を想定する」のが原則です。感情ではなく、エビデンスに基づき、民主的にオープンな議論をしなければ社会経済的大惨事をおこしかねないです。

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