腰痛と第2掌骨側鍼法

「第2中手骨の按圧による急逝腰部捻挫125例の治療」
按压第二掌骨侧穴治疗急性腰扭伤125例
曹亚飞 刘红敏 李天佑
《中国中医骨伤科》 1999年01期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZGZG199901014.htm

1973年、山東大学の張穎清先生は第2掌骨側鍼法、つまり「合谷周辺の第2中手骨に全身が投影されている」 理論を発表しました。 張先生は生物全息理論の創始者であり、ECIWO鍼 (胚は全ての組織の情報を含んでいる)として世界中に普及しています。

第2中手骨の遠位端が「頭穴」で、近位端が「足穴」です。第2中手骨の真ん中が「胃」です。
頭穴と胃の中点が「肺心穴」です。

【第2掌骨側鍼法のツボ】

頭穴、頚穴、上肢穴、肺心穴、肝、胃、十二指腸、腎穴、腰穴、下腹穴、腿穴、足穴の12穴になります。

第2掌骨側診法の日本語参考文献は1冊しかありません。

ツボ診断法
盖国才著、 杉充胤訳
医道の日本社 (1984/04)

私は2000年代にギックリ腰になった際に、第2掌骨側診法の移動合谷で治療していただいたことがあります。仰臥位で第2中手骨で「腰」に対応した移動合谷に刺鍼し、臍を天井につきだすように上げてドスンと落とすのを繰りかえしたらギックリ腰が治りました。

一次性针刺第二掌骨侧全息腰穴治疗急性腰扭伤52例疗效观察
乔玉成 《中国运动医学杂志》 2010年01期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-YDYX201001017.htm

第二掌骨侧全息新穴治愈急性腰扭伤50例
石信箴 《河南中医》 1991年04期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-HNZY199104020.htm

第二掌骨侧全息针刺治疗坐骨神经痛56例
王杰林 《辽宁中医杂志》 1989年03期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-LNZY198903026.htm

第二掌骨倒全息针刺治疗坐骨神经痛
《中国初级卫生保健》 1989年11期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZGCW198911031.htm

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