リリカとガバペンチンは英国で使用制限に直面している

2016年1月31日
「『リリカ』と『ガバペンチン(ニューロンチン)』はイギリスで使用制限に直面している」
Lyrica and Neurontin Face UK Restrictions

以下、引用。

2012年以来、最低でも38人がリリカ(プレガバリン)で、26人がガバベンチンで死亡したことがイギリスで報告されている。イギリスにおけるリリカとガバペンチンの売り上げは過去5年間でそれぞれ350%増加と150%増加だった。

レス・アイバーソン教授はイギリス内務大臣への手紙の中で「リリカとガバペンチンは悪用の増加が報告されており、それをウツ病の薬と組み合わせると眠気、鎮静状態、呼吸不全、死亡を引き起こす」と述べた。

ガバペンチンは急速に吸収されて「薬物によるハイな状態」を引き起こすが、リリカはより早く吸収されるので使用者を「よりハイな状態」にし、副作用は胸痛、喘鳴、視野狭窄、そして少数だが幻覚である。

ガバペンチンはリラックスの感覚をつくりだし、落ち着いた感じや多幸感をつくりだす。使用者の中には、鼻からガバペンチンを吸入することによる「ハイな状態」を報告している。

今月初めにアイルランドの440人の薬物中毒者の研究が発表され、39人が尿中にリリカが検出されたことが報告されている。39人のうち10人は処方されたリリカを飲んでいた。他のリリカを検出された薬物中毒患者たちからは阿片鎮痛薬、ベンゾジアゼピン、大麻が検出されたと『アイリッシュ・エクザミナー』紙は伝えている。

ガバペンチンはFDAによってテンカンの治療薬として神経因性疼痛の治療薬として認可された。しかし、適用外の処方としてうつ、片頭痛、線維筋痛症、双極性障害などに処方されている。1999年に(ガバペンチンの販売元である)ファイザー製薬の重役は、ガバペンチンの急成長を「20世紀のヘビの油」と呼んでいた。

20世紀のヘビの油…。

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