日本小児科学会:学校閉鎖のエビデンス

日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会
小児の新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見の現状

海外のシステマティック・レビューでは、学校や保育施設の閉鎖は流行阻止効果に乏しく、逆に医療従事者が仕事を休まざるを得なくなるために COVID-19 死亡率を高める可能性が推定されている。

2020年5月20日日本小児科学会のホームページ内の分析です。PDFファイルで全文が読めます。

2020年5月22日NHK
『「学校閉鎖は効果乏しく 子どもの心身脅かす」 新型コロナ』

以下、引用。

子どもへの新型コロナウイルスの感染について、国内外の医学的な情報を日本小児科学会がまとめてウェブサイトに公開しました。

子どもが感染源となった集団感染はほとんど見られず、学校などの閉鎖による流行の阻止効果は乏しい一方で、閉鎖は子どもの心身を脅かしているなどとしています。

学校や保育現場での感染について、子どもが感染源となった集団感染の報告は国内外を通じてほとんど見られず、学校や保育施設の閉鎖で流行を阻止する効果は乏しいとしています。

次に活かすためには、エビデンスに基づく公衆衛生政策の検証が必要だと思われます。

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