腰痛と帯脈

2013年「帯脈オ滞型軟部組織損傷性腰痛の病理機序およびその臨床的意義」
带脉瘀滞型软组织损伤性腰痛的病理机制及其临床意义
薛卫国 孙大洋 姜玉莹 姜忠敏 马福长 李芙
《中国中医骨伤科杂志》 2013年11期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZGZG201311030.htm
,其经脉辨证可从督脉、膀胱经、肾经入手,也可以考虑带脉。
「経脈弁証では、督脈・膀胱経・腎経から始めて、帯脈も考慮されるべきである」

長野潔先生の「長野式治療法」で腰痛治療として有名になった帯脈穴ですが、中国でもやはり帯脈腰痛は認識されていました。邵輝先生には『金匱要略』の腎着腰痛の「腰以下が冷えて腹は帯のように重くなり、五千銭の貨幣を巻きつけたかのように重い」は建設労働者のような人が外で雨にさらされ、さらにビールなどを飲み過ぎて帯脈に寒湿がたまった腰痛であると講義していただきました。

『素問・刺腰痛論篇』の解脈の「解脈は人をして帯のような形でひきつれる腰痛となさしめ、腰は折れるかのようであり、よく恐れる」も帯脈腰痛っぽいと思っています。