高麗手指鍼:肩の痛み

「手指鍼(すじちむ)特別講義5:肩上部の痛みをおさめる(1)」
[수지침 특강5] 어깨 윗부분 통증 다스리기(1)
http://health.chosun.com/…/ht…/2006/05/03/2006050356012.html

「어깨(おっけ)」は「肩」、「통쯩(とんちゅん)」は漢字の「痛症」だそうです。

高麗手指鍼のB19は体鍼の「大椎(GV14)」に相当します。
高麗手指鍼のM11は体鍼の「肩井(GB21)」に相当します。
高麗手指鍼のM10はM11とM6を8等分した8分2のところです。

舎岩鍼(サアムチム) では、資料から分析すると大腸正格(大腸虚証)では足三里(ST36)と曲池(LI11)の補法で土を補い、陽溪(LI5)と陽谷(SI5)の瀉法で火を瀉します。
http://www.mjmedi.com/news/articleView.html?idxno=15707

大腸勝格(大腸実証)では、陽溪(LI5)と陽谷(SI5)の補法で火を補い、足通谷(BL66)と二間(LI2)の瀉法で水を瀉します。

三焦正格(三焦虚証)では、中渚(TE3)と足臨泣(GB41)の補法で木を補い、足通谷(BL66)と液門(TE2)の瀉法で水を瀉します。
http://www.mjmedi.com/news/articleView.html?idxno=17668

三焦勝格 (三焦実証)では、足通谷(BL66)と液門(TE2)の補法で水を補い、足三里(ST36)と天井(TE10)の瀉法で土を瀉します。

小腸正格(小腸虚証)では、足臨泣(GB41)と後谿(SI3)の補法で木を補い、足通谷(BL66)と前谷(SI2)の瀉法で水を瀉します。
http://www.mjmedi.com/news/articleView.html?idxno=18112

小腸勝格(小腸実証)では、足通谷(BL66)と前谷(SI2)の補法で水を補い、足三里(ST36)と小海(SI8)の瀉法で土を瀉します。

おそらく胃の正格・勝格、胆の正格・勝格、膀胱の正格・勝格も関係してくると思うのですが、資料不足で未解明です。現在はメモの形で記録を残しておきます。高麗手指鍼もテキストを調べると四象体質(ささんちぇちる)や舎岩鍼(さあむちむ)の学説が明らかに入っているのですが、まだ勉強不足で理解できていません。

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