鍼のグローバル・トレンド

2020年12月8日火曜日
「鍼とファッシャ(Fascia):鍼がどのように作用しているかについて手掛かりを与える発見」
 
 
以下、引用。
 
『アナトミー・トレイン』の著者、トマス・マイヤーズの仕事は、筋肉のファッシャ結合に基礎をおく経絡の解剖学的理解を提案した。
 
NCCAOM(鍼東洋医学認定委員会)によって認証された新しいオンラインコースは経絡とファッシャの関係を探求する。伝統的経絡はファッシャラインと多くはオーバーラップしており、鍼灸師がより良い臨床結果を出すために多くの洞察を与えてくれる。
 
ヘレン・ランジュバン医学博士は研究者として鍼師が特別な旋撚(捻転)術をしているとき、鍼がいかにファッシャをストレッチしているかを発見した。このストレッチは、ファッシャがいかに離れた部分に良い影響をあたえるかを説明するかもしれない。鍼(の手技)はコラーゲンのようなタンパク質を変化させるメカニカル・シグナルを産生し、それは鍼の治療効果の一部となるかもしれない。
 
この鍼とファッシャの教育コースは、特に董氏奇穴と呼ばれる特殊なツボグループに焦点をあてているが、このコースは中医学鍼にも応用でき、すべての鍼治療のスタイルに応用できる。
 
 
 
「経絡とファッシャ」「トマス・マイヤーズのアナトミー・トレイン」「ヘレン・ランジュバン博士の鍼によるファッシャ研究」「董氏奇穴」などこれまで取り上げてきたものばかりで、2020年のグローバルなトレンドを感じさせます。
 
 
 
 
 
 

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