野球肘の予防の運動指導

2020年12月15日信原病院
『スポーツ医学整形外科雑誌(Orthopaedic Journal of Sports Medicine)』
「ピーク肘内反トルクにおけるストライド・フェーズ・キネマティック・パラメーター」
Stride-Phase Kinematic Parameters That Predict Peak Elbow Varus Torque
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Hiroshi Tanaka, PhD et al.
Orthopaedic Journal of Sports Medicine
First Published December 15, 2020
 
 
 
肩関節の研究者、信原克哉先生の信原病院の先生方による画期的研究でです。
 
コッキング期や加速期におけるフォーム指導は、一瞬なので修正が難しいです。この論文では、ピッチャーのコッキング期の前段階であるストライド期における足の接地、下半身の使い方が肘の内反や野球肘・投球障害肘と関係しているという驚愕の結論です。
 
長年、スポーツ医学を趣味と実益を兼ねて研究してきましたが、これはパラダイム・シフトと言って良いと思います。
 
 
 

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