推拿の歴史

以下、引用。

１．徐用宣『袖珍小児方』（1402～1424年）
銭宏『重刋袖珍小児方』（1532年）
３．荘應祺『補要袖珍小児方論』（1574年）
４．張四維『醫門祕旨』（1576年）
５．萬全『幼科發揮』（1579年）
６．楊繼洲『鍼灸大成』（1582？～1601年）所収「保嬰神術　　按摩經」の付録の『小兒按摩經』
７．龔廷賢『小児推拿祕旨』（1604年）
８．周于蕃『小兒推拿祕訣』（1605年）
９．李盛春『附刻小児推拿』（？年）
10．陳世凱、熊應雄『小児推拿廣意』（1676年）
11．張振鑒『釐正按摩要術』（1887年)

小児推拿の語源である推法や掐法(こうほう)の出典や歴史、小児特定穴の出典なども書かれています。初見の参考文献がものすごく多く、勉強になります。

最後に「中国と日本の腹診の交流」について書かれています。

2010年「日本の腹診は『厘正按摩要術・按胸腹』の学術の淵源であるという試論」
试论日本腹诊是《厘正按摩要术·按胸腹》的学术渊源
李强
《中华中医药杂志》 2010年10期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-BXYY201010005.htm
※所以,对中医诊断学的发展作出卓越贡献的日本腹诊是《厘正按摩要术·按胸腹》的学术渊源。

2011年「 『厘正按摩要術 』およびその腹診の論述の考察」
《厘正按摩要术》及其腹诊论述之考辨
李强
《中医文献杂志》 2011年02期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-WXZZ201102010.htm
※《厘正按摩要术》”卷一·按胸腹”共列有38务文,至少引用了11位日本腹诊医家的论述,所引用的腹诊观点多数可在日本腹诊著作《诊病奇侅》中找到出处。本文对这38条文逐一进行了详细梳理和考证,得出日本腹诊是《厘正按摩要术》”卷一·按胸腹”的学术渊源的结论,同时也指出中国推拿是日本按摩和腹诊的学术渊源。

現在の中国腹診は日本の『診病奇侅』が原典であると同時に、日本腹診も中国推拿按摩の影響を受けているようです。中国と日本の腹診と按摩・推拿はからみあった歴史があります。