エンドカンナビノイド・システムと電気鍼鎮痛

2021年2月18日
『電気鍼鎮痛におけるエンドカンナビノイド・システムの貢献』
The Endocannabinoid System Contributes to Electroacupuncture Analgesia
Iona J MacDonald et al.
Front Neurosci. 2021 Feb 18;14:594219
(全文オープンアクセス)
 
 
 
CB1受容体(Cannabinoid receptor type 1:カンナビノイド受容体タイプ 1)は大脳皮質、大脳基底核、小脳、海馬で発現します。
 
CB2受容体(Cannabinoid receptor type 2:カンナビノイド受容体タイプ 2)は末梢免疫系(骨、脾臓、皮膚)の造血系細胞によって発現されます。
 
 
この論文は、電気鍼による鎮痛効果とエンドカンナビノイド・システムの関わりを動物実験からレビューしています。総合的でわかりやすいです。昨年から書き続けていますが、鍼の鎮痛の理論はパラダイムシフトの局面を迎えているようです。
 
 
 

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