頭痛

 
2021年7月21日
「頭痛の今までにない新しい希望(鍼!)】
Unconventional new hope for headache pain
 
 
以下、引用。
 
最近、デューク大学が4万人の患者、30以上の研究をもとに、片頭痛、緊張型頭痛、副鼻腔痛、顎関節症を含むあらゆる頭痛についてレビューした。
「我々は最も厳密に実行された実験に基づき、文献から包括的なレビューを通じて結論した」と分析を導き出したデューク大学麻酔科医のトン・ジョー・ガン医師は述べた。
鍼が妊孕性を高めたり、手術後疼痛を減らしたりと広範囲な目的での好ましい選択肢であるのは、副作用が他の選択肢と比較して、物凄く低いからだ。この分析では、鍼は慢性頭痛についても疼痛緩和のリソースになるという見方をさらに強めた、とガン医師は述べる」
 
 
インタビューを読むと、「鍼は薬物療法よりも頭痛に効果的である」という趣旨です。デューク大学はアメリカのトップ10大学の常連校であり、麻酔科のトン・ジョー・ガンhttps://renaissance.stonybrookmedicine.edu/…/faculty/gan医師は医学部の副学部長であり、ロンドン大学医学部で教育を受け、アメリカのトップ麻酔科医の1人であり、デューク大学医学部のデューク統合医療センターのフェローです。
 
2008年に「慢性頭痛の鍼のシステマティックレビュー」を論文として「国際麻酔科学会」の雑誌“ Anesthesia & Analgesia”に発表されています。
 
 
2008年 トン・ジョー・ガン
「慢性頭痛のマネージメントにおける鍼:システマティックレビュー」
Acupuncture for the management of chronic headache: a systematic review
Sun, Yanxia MD; Gan, Tong J. MB, FRCA
Anesthesia & Analgesia: December 2008 – Volume 107 – Issue 6 – p 2038-2047
 
 
「鍼は薬物療法よりも慢性頭痛に効果的である」というシステマティックレビューのアップデートを読むのが楽しみです。最近は、日本の「認識」と海外のギャップがますます拡大しているようにしか思えません。
 
 

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