明代の医書、『証治準縄』の月経不順の鍼灸

 
明代、王肯堂著、『女科証治準縄』
针灸
月经不调 阴独三分,此穴大效,须待经定为度。在足四指间,三壮。
 
 
月経不順には「陰独」穴が効果があると記述されています。
 
陰独は、《针灸孔穴及其疗法便览》では「俠渓の微かに前」と書かれていますが、この場合は「陰独八穴」、すなわち「八風」のようです。ちなみに「独陰」という奇穴も存在するのがややこしいです。
 
 
八風穴を月経不順に使うのは初めて見ました。
 
女性が漏下(月経外の子宮からの出血)となり、血閉(無月経)に苦しみ、逆気して脹するものは血海がこれを主る。
 
 
他は、中極や気海、天枢、水道などです。
 
 

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