中医学:龍沙医学流派

 
 
2021年11月1日江蘇省無錫市の新聞『無錫日報』(※中国共産党の経営)
『伝承された龍沙医学流派はアクティブ状態』
 
 
顧植山先生と黄煌先生が取り上げられています。
 
顧植山先生は、2019年に疫病の発生を五運六気理論から予測し、『疫病鈎沈:運気論と疫病の発生法則』(2015年)を書かれた先生です。
 
黄煌先生は『中医伝統流派の系譜』(東洋学術出版社2000)、『十大類方―Kampo』(雄渾社1998)などの邦訳も多く、日本の順天堂大学で酒井シズ教授に医学史を学び、2001年に博士論文『徐霊胎と吉益東洞の学術思想の相違点および原因分析』で博士号を取得されました。
 

 
 

 
 
 
2001年『徐霊胎と吉益東洞 : その学術思想における異同点およびその原因の研究』
『日本醫史學雜誌』 47(2), 229-260, 2001-06-20
 
龍沙医学流派の許叔微(きょしゅくび)は南宋代の医家で翰林学士であり、『普済本事方』の著者です。
 
談允賢(だんいんけん)は明代の女医で『女医雑言』の著者です。テレビドラマ『女医明妃伝』で女優・劉詩詩(セシリア・リュー)が演じています。
 
王旭高は清代の医家で、『王旭高临证医案』『西溪书屋夜话录』などの著作があります。
 
張聿青(ちょういつせい)は清末の医家で、『张聿青医案』の著作があります。
 
柳宝詒(りゅうほうたい)も清末の医家で、名著『温熱蓬源』を書いています。
 
曹颖甫(そうえいほ)は上海中医専門学校であり、孟河学派の丁甘仁先生の同僚であり、秦伯未先生を教えました。
 
清末から中華民国は中医学の研究が進んでいない部分であり、ここを研究する必要があると感じました。
 

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