澄江鍼灸学派の陳応龍先生と日本の霊子術

 
 
2012年「澄江鍼灸学派の伝承者、陳応龍先生の鍼灸学術の特徴」
澄江学派传人陈应龙先生针灸学术特色
孟宪军 孙孝忠 《中国针灸》 2012年07期
 
 
福建省の厦門市で、承淡安先生の弟子である陳応龍先生に関する論文を読んでいておどろきました。
 
陳応龍先生は、1936年に上海で霊子術気功を学び、労宮(PC8)から外気を放出して患者を治療し、それから承淡安先生の無錫市の中国針灸学研究社で学び、厦門で鍼灸を行いました。
気功を重視する鍼灸なのです。
 
 
霊子術は日本の田中守平の太霊道が1910年から1920年の中国に普及した霊術です。
中国には「五禽戲」や「易筋経」などの導引は確実にあります。「存思」や「六字訣」などの内功も確実にあります。
 
しかし、手の労宮から気を発する外気功は文献上、存在せず、その起源は日本の田中守平の太霊道がオリジナルではないかという問題は、以前から指摘されています。
 
 
写真の説明はありません。
 
 
 
 

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