ロング・コビット研究:線溶系と炎症によるマイクロ血栓と瘀血

2022年1月5日 イギリスの新聞『ガーディアン』
「微小血栓はロング・コビットのミステリーを説明できるか」
Could microclots help explain the mystery of long Covid?

ロング・コビットを調べると驚きの連続です。

以下、引用。

最新研究では、コビット19とロング・コビットの患者の両方からマイクロ血栓形成が見つかった。健康人の場合、血栓ができても線溶系により分解される。

ロング・コビットの患者の血液から線溶系に耐えて持続的に存在するマイクロ血栓が見つかった。われわれは持続性マイクロ血栓から多様な炎症分子を見つけ、血栓プロテインはプラスミノーゲン、フィブリノーゲン、フォン・ヴィレブラント因子、アルファ2アンチプラスミンなとでマイクロ血栓を溶かすのを防止する。

2021年8月27日
「コビット19のスパイク蛋白S1は線溶系耐性のフィブリノーゲンを含むマイクロ血栓を形成する」
SARS-CoV-2 spike protein S1 induces fibrin(ogen) resistant to fibrinolysis: implications for microclot formation in COVID-19
Lize M. Grobbelaar et al.
Biosci Rep. 2021 Aug 27

SEM走査型電子顕微鏡でマイクロ血栓の画像が見られます。

まさに瘀血です。

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