ラファエル・ノジェ先生の禁煙配穴

ラファエル・ノジェ先生のタバコ中毒治療プロトコルは独特です。
まず、以下の文章があります。

以下、引用。

個人的意見では、すべての喫煙者は本人がうつ病に気づいていない抑うつ的人間である。ニコチンは抗うつ剤だ。


わたしがラファエル・ノジェ先生の講義を直接、聴いた際には、同じことを講義した後で、ニコっと笑って「そして、すべてのフランス男性は抑うつ的人間で、アルコール中毒が多い」とおっしゃっていました。

【タバコ中毒治療プロトコル】
1.マスター・ポイントO’
2.アグレッシブネス
3.ファリンクス(咽頭)
4.交感神経システム刺激ポイント

ラファエル・ノジェ先生はマスター・ポイントO’をうつ病に必ず用いています。マスター・ポイントO’は左右の脳半球のバランスをとります。

アグレッシブネスは「攻撃性」です。ドイツ耳鍼のフランク・バール博士によるとアグレッシブネス攻撃性ポイントは、「オメガ・マスター・ポイント」「オメガ・ポイント1」、「オメガ・ポイント2」の「オメガ耳ライン」上にあります。

オメガ・ポイント2はバトルフィールド・アキュパンクチャーの配穴にも入っています。

オメガ・マスター・ポイントは嫉妬や攻撃性、オメガ1は食事の摂り方とエチケットなどの家族・友人・仲間などに関わる社会行動、オメガ2はパーソナル・スペースやセクシャリティと関連する行動と関連しています。

2006年に発売されたファイザー製薬の禁煙薬、バレニクリンのために、日本中に禁煙外来ができました。
脳のドパミンに働きかけるバレニクリンの副作用として有名なのは自殺と暴力です。

2010年「他者への暴力が報告される処方薬」
Prescription Drugs Associated with Reports of Violence Towards Others
Thomas J. Moore et al.
PLoS One. 2010; 5(12): e15337.
Published online 2010 Dec 15
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3002271/

1位:チャンティックス(バレニクリン):
禁煙治療薬

2位:プロザック:SSRI抗うつ薬

3位:パキシル:SSRI抗うつ薬P

4位:アンフェタミン:ADHDで子供に処方する覚醒剤

5位:メフォキン:抗マラリア薬

6位:ストラテラ:ADHDの処方薬

7位:ハルシオン:睡眠導入剤

8位:ルボックス・デプロメール:SSRI抗うつ薬

9位:ベンラファキシン(エフェクサー)SNRI抗うつ薬

10位:デスベンラファキシン(プリスティーグ):抗うつ薬

抗うつ薬が多いですが、禁煙薬バレニクリンが暴力と自殺を誘発する薬であるという報告があることが面白いと思います。

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