多賀法印流

2022年9月9日公開
「多賀法印流の諸問題―仏教医学的伝統との関わりについて―」
進藤 浩司
『印度學佛教學研究』2022 年 70 巻 2 号 p. 716-721

平安時代の『医心方』を読むと、巻二鍼灸では陰陽五行説を排し、巻一では仏教医学の四大説を論じるなど、日本伝統の「陰陽五行を排し、むしろ仏教医学と親和性を持つ傾向」を感じます。

鎌倉時代の梶原性全の『頓医抄』でも仏教の影響を色濃く感じます。
『鍼道秘訣集』にいたっては、禅仏教そのもののような印象を受けます。

「多賀法印流の思想について」
進藤 浩司
『印度學佛教學研究』2021 年 69 巻 2 号 p. 570-575
https://www.jstage.jst.go.jp/…/70/2/70_716/_article/-char/ja

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