終の気は小雪の初卯(11月26日)から大寒の丑(1月23日)までの60日余りであり、太陽寒水が主気であり、客気は少陽相火で土運であり、火と土があい得て畏火が令をつかさどり、陽がすなわち大いに化し、蟄虫がすがたを著し、流水は凍らず、地気は大いに発し、草はすなわち生え、人はすなわちのびやかになるがその病は温厲である。少陽相火の客気を治するが宜しい。鹹味でこれを補い、甘味でこれを瀉し、鹹味でこれを軟する。歳穀は丹(赤)であり、間穀には豆が宜しい。火邪を制すれば害をなすことはない。
2020年は庚子です。庚(かのえ)は手陽明大腸経で、子(ね)は足少陽胆経です。
五運では「金運太過」、六気では「少陰君火司天」、「陽明燥金在泉」になります。
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