【BOOK】『夜泣き・かんしゃくがおさまる! 赤ちゃんスヤスヤ 魔法のねんねタッチ』

 

夕部智廣 著
夜泣き・かんしゃくがおさまる! 赤ちゃんスヤスヤ 魔法のねんねタッチ
秀和システム(2019年9月21日)

 

ゆうべファミリー治療院の夕部智廣先生は鍼灸師・保育士で大師流小児はり上級認定施術者です。日本東洋医学会や日本小児はり学会でも学術発表・講演されています。信頼して患者さんを紹介できるベテランの治療家であり、東京や大阪・兵庫県明石市でセミナーも開催されています。

これからの鍼灸師に「小児鍼」「刺さない鍼」は必須のスキルだと思います。患者さんは「鍼灸が夜泣きに効く」という発想がない場合も多いです。待合室の本棚に置けば、患者さんの啓蒙にもつながると思います。

 

【内容紹介】
子どもの夜泣き・かんしゃくにお悩みのお母さんへ。
1日1回、子どものツボ周辺の肌を、軽くサッと触るだけ。
それだけで、夜泣き・かんしゃくが改善されます!

子どもの夜泣き・かんしゃくには、身体的な原因がある場合と、
親にかまってほしいという気持ちが原因になっている場合の2種類あります。
本書で紹介する「魔法のねんねタッチ」は、
身体的な原因による夜泣きを改善するためのケア。
東洋医学的に見ると、身体的な原因による夜泣き・かんしゃくは、
子どもが昼間に興奮しすぎたり、逆にエネルギーの発散がうまくいかずに、
体に熱がこもったり、気やエネルギーの滞りができるなどして引き起こされるもの。
「魔法のねんねタッチ」は、お母さんでもできる簡単なやり方で、
子どもの気の滞りを解消し、自律神経など体のバランスを整えることができます。

 

●「魔法のねんねタッチ」のやり方
・5グラム(1円玉5枚程度)の、ごく軽~い力加減で行います。
・器具は使わず、素手で行います。
・子どものツボ周辺の肌に5グラムの力で軽く触れ、2秒でパッと手を離します。
・ケアは多くて1日1回。1回5分以内で行います。

 

本書ではさらに、お母さんがぐっすり眠るための工夫やツボも紹介。
まずはお母さん自身の睡眠を確保して、お母さんが楽になることで、
自然に子どもの夜泣きも解決することも多い、と著者は言います。

年間のべ5000人の子どもに「刺さない小児はり」を施術している
人気鍼灸師が考案した、家庭でできる「夜泣き・かんしゃく」ケア。
ぜひお試しください!

 

著者について
魔法のねんねタッチ考案者
ゆうべファミリー治療院 院長
鍼灸師・保育士・登録販売者・NLPトレーナー
明石市認定・あかし子育て応援企業
臨床経験20年以上。年間に施術する子どもの数はのべ5000人以上。看護師や保育士による子守サービスや授乳・おむつ交換スペースを備えた、子どもとママのための鍼灸院を運営。心理学をベースとした丁寧なヒアリングと刺さない小児はりを求めて、近隣はもとより九州、四国、関東、東北、北海道など遠方からも来院する親子は多い。著書に『ママが楽になるとアトピーが治る』(サンルクス)。

 

【目次】
第1章 どうして赤ちゃんは夜泣きをするの?
1 赤ちゃんが夜泣きをする理由
2 夜泣きは「身体的夜泣き」と「戦略的夜泣き」に分けられる
3 東洋医学的に見た夜泣き

第2章 「魔法のねんねタッチ」で夜泣き改善
1 「魔法のねんねタッチ」とは?
2 「魔法のねんねタッチ」を行う前に
3 やってみよう!「魔法のねんねタッチ」で夜泣き改善
4 基本姿勢①仰向けで行う「魔法のねんねタッチ」
5 基本姿勢②うつ伏せで行う「魔法のねんねタッチ」
6 基本姿勢③お母さんと向き合い抱っこしながら行う「魔法のねんねタッチ」
7 基本姿勢④一人でお座り・立っちしての「魔法のねんねタッチ」

第3章 夜泣きのきっかけになりやすい症状を改善する「魔法のねんねタッチ」
1 鼻づまり
2 せき、喘鳴(ゼーゼーする)
3 腹痛
4 悪夢
5 夜驚(夜中に突然泣き叫ぶ)

第4章 赤ちゃんの夜泣きがなくなる日常の習慣
1 日中は子どもがエネルギーを発散する時間を確保しよう
2 泣くのは最高の発散行為
3 厚着より薄着のほうが、エネルギーを発散しやすい
4 遊具のない広場や空き地で遊ばせよう
5 テレビや動画などを観すぎると睡眠の質が低下する
6 生活リズムを一定にすると自律神経のバランスが整う

第5章 お母さんがぐっすり眠れる工夫をしよう
1 お母さんが眠れるようになると子どもの夜泣きもなくなる
2 どんな朝を迎えたいかを具体的にイメージする
3 睡眠に関わる3つのホルモン
4 戦略的夜泣きへの対策は、子どもと一緒の部屋で寝ないこと
5 「夜は寝るための時間」「寝室は寝るための場所」と認識する
6 夜間断乳のすすめ
7 粉ミルクや離乳食をプラスして、夜中に空腹で目覚めるのを防ぐ
8 添い寝役はお父さんが適役
9 お母さんがぐっすり眠るためのツボ
10 背中を軽くするケア
11 生命のリズムで呼吸する
12 今日という日を価値ある1日で終わらせるための習慣

第6章 夜泣き・かんしゃくを改善!「刺さない小児はり」の知識
1 セルフケアがうまくいかなかったら……
2 夜泣きだけじゃない、小児はりの得意技
3 小児はりはどんな作用があるの?
4 大人と子どもの「ツボ」の違い
5 小児はりはどこで受けることができるの?
6 鍼灸院では「お母さんの悩み」を伺います
7 「小児はりと魔法のねんねタッチで夜泣きが改善!」お母さんの声

 

 

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