新型冠状病毒感染的肺炎诊疗方案(试行第五版)
2020年2月4日
最前线 | 新冠肺炎诊疗方案第五版出炉,明确“无症状感染者也可能成为感染源”
漢方(中医薬)に関してはまったく変わらないです。
1.医学观察期
临床表现1:乏力伴胃肠不适推荐中成药:藿香正气胶囊(丸、水、口服液)
临床表现2:乏力伴发热推荐中成药:金花清感颗粒、连花清瘟胶囊(颗粒)、疏风解毒胶囊(颗粒)、防风通圣丸(颗粒)
2.临床治疗期
(1)初期:寒湿郁肺
(2)中期:疫毒闭肺
(3)重症期:内闭外脱
(4)恢复期:肺脾气虚
変わっているのは西洋医学の治療の見解です。
以下、引用。
治療方面では、第5版は「効果的な抗ウイルス剤治療は確定されていない」と述べている。林鈴和と李太生は専門家の統一見解として、インターネットでいわれている双黄連口服液や ロピナビル/リトナビル製剤の カレトラ、レムデシビルの有効性は確認されておらず、国民は自分で薬を服用しないようにと述べている。
2020年2月1日、「軍事医学科学院毒物薬物研究所として知られる 武漢病毒総合研究所は、中成薬の双黄連口服液が新型コロナウイルスに抑制作用があると発表しました。一般の方々がインターネット通信販売と薬局に殺到して双黄連が売り切れたことが報道されています。 双黄連 の製薬企業の株は急上昇しました。しかし、 双黄連 報道のあと、世界中で中医学への批判が高まっています。興味深いのは、中国の中医師たちも「双黄連は瀉熱の薬なので新型コロナウイルス肺炎に使うのは慎重にすべきだ、中医専門家が診断したうえで中薬を使用すべきだ」と最初から武漢病毒研究所の発表を批判していたことです。
2020年2月3日、一流政治雑誌の『フォーリン・ポリシー』
「武漢ウイルスと『スネークオイル・インチキ薬』を売って戦うことについて中国メディアは論争をしている:いわゆる中医学は、危機と戦うのに、有害である」
Chinese Media Is Selling Snake Oil to Fight the Wuhan Virus:So-called traditional Chinese medicine will do more harm than good in fighting the crisis.
https://foreignpolicy.com/…/tcm-shuanghuanglian-pseudoscie…/
2020年1月29日に武漢病毒研究所が新型コロナウイルスに抑制作用のある物質を発表しました。 ギリアド・サイエンシズが抗ウイルス薬として開発したレムデジビルとアッヴィ社の抗HIV薬・プロテアーゼ阻害薬のリトナビルです。
2020年1月29日『武汉病毒研究所:3种药物对新型冠状病毒有较好抑制作用』
http://www.bjnews.com.cn/news/2020/01/29/681126.html
2020年1月31日、『ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』の論文、「アメリカでの最初の新型コロナウイルス症例」では、新型コロナウイルス肺炎の患者さんにレムデシビルを投与をしたところ、解熱したことが報告されました。
同じ2020年1月31日、ギリアドがレムデシビルを中国政府に提供するというニュースが『 ウォール・ストリート・ジャーナル紙 』に載ります。しかし、レムデシビルはこの時点で世界中のどこの国でも認可を受けていないのです。なぜワシントンの医師がFDA未認可薬であるレムデシビルを患者に投与したのか、そもそもどこから手に入れたのか、論文の利益相反にさえ書かれていません。
2020年1月31日『ウォール・ストリート・ジャーナル紙』
「ギリアド・サイエンシズ社はコロナウイルスの治療試験に実験薬を提供する」
Gilead Sciences Offers Experimental Drug for Coronavirus Treatments, Testing
https://www.wsj.com/…/gilead-sciences-offers-experimental-d…
「remdesivirはまだどの国でも承認されていない」
https://www.bloomberg.co.jp/…/art…/2020-01-23/Q4KTF2T0AFB601
2020年2月4日、ギリアド株は急騰します。
2020年2月4日『ブルームバーグ』
「ギリアド株急伸、中国が新型ウイルスの臨床試験に新薬を使用へ – 」
https://www.bloomberg.co.jp/…/art…/2020-02-03/Q54SVMDWX2PU01
以下は中国政府の第5版の診療計画より引用。
4.抗ウイルス剤治療:効果的な抗ウイルス剤治療は確定されていない。インターフェロンα(α-干扰素)の吸入、ロピナビル/リトナビル合剤を毎日2回毎回2粒とリバビリンの静脈注射を試すのは可能。
新型コロナウイルス肺炎診療計画第5版で試してもよいとされるロピナビル/リトナビルはアッヴィ社がHIV治療に開発したプロテアーゼ阻害薬です。
2020年1月26日『ブルームバーグ』
「中国、新型肺炎の治療計画にアッヴィの抗HIV薬含める」
https://www.bloomberg.co.jp/…/art…/2020-01-26/Q4PF2CDWLU6E01
※中国の保健当局は、世界で新型コロナウイルスによる肺炎の治療方法を見つける取り組みが行われている間の措置として、米バイオ医薬品会社アッヴィの抗HIV薬、カレトラを治療に使用する。北京市衛生健康委員会は26日、新型肺炎を発症した患者の治療計画にロピナビルとリトナビルの配合剤であるカレトラを含めたことを明らかにした。
2020年2月3日『ブルームバーグ』
『新型肺炎治療、「タミフル」も投与有効か-タイでHIV治療薬と併用」
https://www.bloomberg.co.jp/…/art…/2020-02-03/Q53J7IDWX2PZ01
スイスのロシュ社の抗インフルエンザ薬、タミフルとアッヴィ社の抗HIV薬ロピナビル/リトナビル剤であるカレトラと併用されて新型コロナウイルス肺炎患者が解熱したとタイランド王国では報道されています。しかし、もっとも新型コロナウイルス感染者の多い武漢では「効果的な抗ウイルス剤治療は確定されていない」と中国政府の公式文書に明記されています。
私はSARSの治療法を調べました。新型コロナウイルスは武漢病毒研究所の研究者たちによってSARSと96パーセント同一であると『ネーチャー』に発表されたように、当初からSARSとの類似が指摘されていました。
2020年2月3日『ネーチャー』
「おそらくコウモリ起源の新型コロナウイルス関連の肺炎アウトブレイク」
A pneumonia outbreak associated with a new coronavirus of probable bat origin
Peng Zhou et al.( Wuhan Institute of Virology)
Nature
Published: 03 February 2020
https://www.nature.com/articles/s41586-020-2012-7
※2019年新型コロナウイルスは、(SARS)コウモリ・コロナウイルスと全ゲノムレベルで96%一致した。
そして、SARSの治療効果のシステマティックレビューを調べました。
2006年「SARS:治療効果のシステマティックレビュー」
SARS: systematic review of treatment effects.
Stockman LJ et al.
PLoS Med. 2006 Sep;3(9):e343.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16968120
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1564166/
(全文オープンアクセス)
この論文ではリバビリン、副腎皮質ステロイド、 ロピナビル/リトナビル抗HIV薬、インターフェロン、免疫グロブリン静脈注射などまさに第5版の 「新型冠状病毒感染的肺炎诊疗方案」で新型コロナウイルスに試している治療をSARSに試した結果が書かれています。どの治療も一つとして効果を確認できませんでした。そして、有害であった可能性や副作用が具体的に指摘されていました。もちろん、SARSコロナウイルスと新型コロナウイルスは違いますが、SARSの医学論文をEBМの方法で調べた結果は、世間に流布している治療法に関する情報の内容と相反していました。
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