腰痛と「眉間三穴」である印堂と攅竹

 

 

1984年「印堂穴への鍼刺による急性腰部捻挫150例の治療」
针刺印堂穴治疗急性腰扭伤150例
张玉春
《中国针灸》 1984年02期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZGZE198402016.htm

临床资料150例患者中,男性106例,女性44例。年龄以20~45岁之间最多。1、2腰椎损伤者45例,4、5椎体处损伤者90例,腰骶部损伤者15例,两例肌肉损伤者不在其内。


脊柱起立筋ではなく、腰椎の損傷であり、督脈腰痛のようです。

 

 

1999年
针刺“印堂”穴治疗急性腰扭伤
宋振芳
《针灸临床杂志》 1993年Z1期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZJLC1993Z1014.htm

针刺后,医者应协助患者做起蹲、弯腰、前后左右转侧腰部等多种姿势活动以使患部出汗为度。

やはり患者に腰の運動をさせるのがコツのようです。

 

1999年「印堂穴への鍼刺による急性腰部捻挫の治療」
印堂穴针刺治疗急性腰扭伤
尹焕瑾
《山东中医杂志》 1999年01期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-SDZY901.016.htm

 

この印堂で腰痛が取れるという報告は、関西中医鍼灸研究会の藤井正道先生の攅竹による腰痛治療を目の前で見ていなかったら信じていないと感じました。また、自分がYNSAのD点で既にかなりの人数の腰痛を治療した経験があるので、王文遠先生の平衡鍼の額の中央の腰痛点も受け入れる事が出来ました。王文遠平衡鍼の腰痛点はまだ実際に使っていませんが、患者さんから見えないD点の方が使いやすいです。

 

2008年「攅竹穴への鍼刺による急性腰部捻挫160例の治療」
针刺攒竹穴治疗急性腰扭伤160例
宋桂红
《中国中医急症》 2008年11期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZYJZ200811086.htm

 

「印堂と左右の攅竹に一度に刺すのも有りだ」と思っていたら、「眉間三穴(印堂・左右の攅竹)」という名前で論文がありました。

2016年「眉間三穴への鍼刺による急性腰部捻挫の治療の効果観察」
针刺眉间三穴治疗急性腰扭伤的临床疗效观察
郭加磊
《黑龙江中医药大学》 2013年
http://cdmd.cnki.com.cn/Article/CDMD-10228-1013249914.htm

 

 

 

 

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