緊張型頭痛

 

2015年「緊張型頭痛の針灸治療の研究発展」
针灸治疗紧张型头痛研究进展
李芝京 易光强 戴承皓 钟春
《中医外治杂志》 2015年02期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZYWZ201502035.htm

 

緊張型頭痛の中医学鍼灸の研究はあまり進展していない印象があります。緊張型頭痛に関しては、局所の阿是穴は効果的ですし、肝鬱気滞とみなして肝経や胆経から取穴するのも効果があることがあります。現在の文献は、外感病の風寒や風熱と内傷病の肝陽上亢や腎虚などに分類します。

 

しかし、個人的には四総穴の列欠が難治性の頭痛に著効した経験があります。これは『中医内科学』などの臓腑弁証にもとづく頭痛の弁証論治では説明できません。

《中医内科学》第一节 头痛
http://www.zysj.com.cn/lilunshuji/neikexue/76-9-1.html

 

一方で経絡弁証の太陽頭痛、陽明頭痛、少陽頭痛、太陰頭痛、少陰頭痛、厥陰頭痛の分類があります。これらは金元時代の李東垣の『蘭室秘蔵』や清代の『冷廬医話』で発展させられた理論です。

《冷庐医话》头痛
头痛属太阳者,自脑后上至巅顶,其痛连项;属阳明者,上连目珠,痛在额前;属少阳者,上至两角,痛在头角。以太阳经行身之后,阳明经行身之前,少阳经行身之侧。厥阴之脉会于巅顶,故头痛在巅顶。
http://www.zysj.com.cn/lilunshuji/lengluyihua/701-6-20.html

 

この太陽頭痛や厥陰頭痛は経絡の流注から説明できますが、少陰頭痛や太陰頭痛は経絡の流注から説明できないのです。

《兰室秘藏·头痛门》:“太阴头痛,必有痰,体重,或腹痛为痰癖,其脉沉缓,苍术、半夏、南星为主。”
《冷庐医话》卷三:“太阴、少阴二经虽不上头,然痰与气逆壅于膈,头上气不得畅而亦痛。”

《罗氏会约医镜·论头痛》:“厥阴头痛,脉浮缓,项痛,吐痰,以吴茱萸,川芎为主。”
《兰室秘藏·头痛门》:“少阴经头痛,三阴三阳经不流行而足寒,气逆为寒厥,其脉沉细,麻黄、附子、细辛为主。”

 

上記は漢方(中医薬)の弁証論治です。頭痛は理論的には難しい面があると思います。

 

 

基于文献研究针刺治疗紧张型头痛的取穴规律
李纯 王玲
《中华针灸电子杂志》 2019年01期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZHZD201901011.htm

结果表明针灸治疗紧张型头痛选用频次较高的穴位是百会、风池、太阳、太冲、头维、印堂及合谷等,经脉主要集中于足少阳胆经、督脉、足阳明胃经和足太阳膀胱经,穴位分布部位主要集中于头项部和四肢部。
https://www.rentixuewei.com/…/piantout…/201902/23-14747.html
腧穴归经规律。
根据所选腧穴 (包括所有主穴及次穴) 的归经分布进行统计, 所选腧穴归经的排序从多到少依次为足少阳胆经、足太阳膀胱经、督脉、足阳明胃经、经外奇穴、任脉、手少阳三焦经、手少阴心经、足太阴脾经、足厥阴肝经、手厥阴心包经、手阳明大肠经、手太阴肺经、足少阴肾经、手太阳小肠经

 

 

 

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