中国耳針の流派

2020年『中国針灸』
「中国耳針の異なる流派の比較分析」
中国耳针不同流派比较与分析
刘敬萱;王锐卿;张子迪;贾春生
中国针灸
2020, v.40;No.387(12) 1363-1368

 

以下、引用。

(中国耳針の流派は)「黄氏耳針派」「管氏耳針派」「陳・許氏耳針派」の3つの流派がある。

 

黄麗春教授は1937年生まれで、中国人民解放軍の北京の301軍医院で『耳医学』『耳穴诊断彩色图鉴』『耳穴治疗处方学』『耳穴诊断学』などの著作があり、「世界耳医学の母」と言われているようです。確かに、著作の書影は何度も中国の書店で見た記憶があります。中国国外での中国式耳針療法の普及セミナーをよくされています。

 

管遵信教授は1938年生まれで、雲南省中医中薬研究所耳針研究室主任であり、『常见病耳针疗法(北京金盾出版社,1994年)』『中国耳针学》(上海科学技术出版社,1995年)』の著者です。

 

陳鞏蓀先生は江蘇省人民医院鍼灸科の医師で、WHO耳针术语工作の委員です。1982年の『耳针研究』などの著作があります。

 

許瑞征先生も江蘇省の教授で耳針研究を長年続けられています。

 

最近では、1937年生まれの張耕田先生が『耳穴治急症经验缉要』『张氏耳针治急难杂症』などを出版されているのが注目されます。

 

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