2022年4月12日『デイリーメール』
「オステオパシーは本当に効果があるが、子どもには効果がない:議論のある治療法は、疼痛患者にとって理学療法よりは効果があるとレビューは述べている」
Osteopathy really CAN work… but not on children: Controversial therapy can be better than physiotherapy for pain patients, review claims
以下、引用。
インディペンデント専門家は、デイリーメールオンラインに「レビューは深刻な方法論的問題のために信頼性に限界がある」と述べた。
元エクスター大学の代替医療専門家として知られるエツアート・エルンスト教授は「科学の常識から逸脱している」と述べる。
このレビューは『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル・オープン』で9つのオステオパスとオステオパシーの訓練を受けた医学者による論文を分析した。
2022年4月12日『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル・オープン』
「オステオパシー手技療法の効果と安全性:システマティックレビューのオーバービュー」
Efficacy and safety of osteopathic manipulative treatment: an overview of systematic reviews
Donatella Bagagiolo
BMJ Open
【結論】
現在、利用できるシステマティックレビューとメタアナリシスによれば、筋肉骨格系障害に対してオステオパシー手技療法は効果があるかもしれないと示唆されている。子どもの症状と頭痛、過敏性腸症候群についてはエビデンスは限定的である。オステオパシー医師は英語圏では医療プロフェッショナルとして法律的に認められ、鍼も合法的にできる場合が多い。アンドリュー・テイラー・スティルが創始した手技療法で独自の哲学を持っている。
筋膜リリース、マッスル・エナジー・テクニック、カウンター・ストレインはオステオパシーのテクニックである。日本で最も有名なのは、スティルの直弟子、ウイリアム・ガーナー・サザーランドが1930年代に始めて、1970年代にオステオパシー医師のジョン・アプレジャーがまとめたクラニオセイクラル・セラピー(頭蓋仙骨療法)というテクニックだと思う。
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