【中医学】清代の太医、汪必昌の秘密の処方

2018年5月6日、中国新聞網
清御医遗著或将孕育第三个国家级绝密中医药配方
「清代の御医がのこしたものには、国家機密級の秘密の中医薬処方が含まれていた」

2017年5月、清代の御医だった汪必昌(1754-卒年不祥)の『聊复集·怪症汇纂』という文献が出版されました。

この中には「針灸論」も含まれ、《医阶辨脉》、《医阶辨证》という本もあり、清代の鍼灸や弁証を研究するため、いつか手に入れたいと考えていました。

しかし、それはもう不可能なようです。

国家中医薬管理局が委託した中国中医科学院中国医史文献研究所の行政指導により、この本は国家機密のため外国に出してはいけないとなったようです。

中医学の世界にはこういった国家機密処方がたくさんあります。
学問の進展のためには残念なことです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする