処暑の養生

「処暑の養生では、この3つの食材と1つのツボをお見逃しなく!」
處暑養生 別錯過這3食材1穴道

中医学の理論では秋は燥気が主り、肺が乾燥すると気虚となり、簡単に陰を損傷して、情緒は落ち込みやすく、身体は手足に力が入らなくなり、すぐに眠たくなります。

中医学では「子午睡」を勧めています。子の刻(23時ー1時)である夜の23時には寝ているのがよいです。そして、午の刻(11時ー13時)である13時に20分ほど昼寝をします。子の刻と午の刻は陰陽が交代する時刻なので、この時刻に心身を休めて陰陽のバランスを取ります。

お勧めの食材は胡麻、タロイモ、ヤマイモです。秋は乾燥のため腸が乾き便秘になりやすい季節ですが、胡麻は腸を潤します。タロイモは日本ではあまり馴染みがありませんが、東南アジアや台湾ではよく食べられます。脾胃虚弱という胃腸が弱った状態を改善します。台湾では秋になるとヤマイモを山で採取してヤマイモ料理を作ります。仙人の長寿食材として知られ、胃腸と肺を良くします。

ツボは陽陵泉です。陽陵泉には筋会という特性があり、筋肉を強くします。スポーツの秋にはピッタリです。

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