トルコの伝統補完医療

2018年4月20日『デイリーサバー』
「医学はイスタンブール会議でその根源に還る」
Medicine goes back to its roots at Istanbul congress


会議ではエルドアン大統領夫人の演説もありました。エルドアン大統領夫人は伝統補完医療のファンだそうです。

以下、引用。

第1回、伝統補完医学会議が昨日、イスタンブールで開かれた。会議では臨床的な吸い玉カッピングや症例報告、ハーブ製品の医療目的での使用、音楽療法、植物療法、鍼、伝統医学の倫理と法律、ホメオパシーについてのトピックスが議論される。

トルコはヘルスケアのランドマーク的改正を実行し、現代の病院から簡単にアクセスできる健康サービスを2012年から行い、保健省は伝統補完医療の部門を作った。大学病院の医療部門でも標準的に伝統医学が紹介される。

トルコは2014年から法律的に医師・歯科医師のみが病院内で鍼を含めた伝統補完医療をできるようになりました。

2015年5月15日「トルコにおける伝統補完医学の新しいレギュレーション」
New Regulation for Traditional and Complementary Medicine in Turkey

以下、引用。

トルコ政府は2014年10月27日に新しい伝統補完医学の臨床に関する法律規制を通過させた。

鍼:認証された医師のみが提供できる(歯科医師は歯科領域の病気のみ鍼できる)。

ミツバチ療法、マゴット療法(ウジ療法)、メソセラピー(皮下脂肪分解注射療法)、プロロセラピー(注射による腰痛治療):認証された医師のみ認められる。

ホメオパシー、オゾン療法、植物療法:認証された医師または歯科医師のみ。

催眠:認証された医師と歯科医師(心理学者は医師の監督下でのみ実施できる)。

吸い玉、カイロプラクティック、蛭療法、オステオパシー、リフレクソロジー:認証された医師のみ(医師の監督下でのみ個人が提供できる)。

音楽療法:医師または歯科医師(医師の監督下でのみ、免許を持ち音楽教育をうけたものが実施できる)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする