耳介迷走神経刺激と耳甲介舟

2019年8月25日  イギリスの新聞『ミラー』
「ミリアム・ストッパード博士:耳の刺激は関節炎を薬なしでやわらげる」
Dr Miriam Stoppard: Stimulating the ear could ease arthritis without use of drugs

以下、引用。

生物電子工学医学のアメリカの科学者は、アムステルダム大学の研究者たちと新しい電気刺激のパイロットスタディを関節炎患者たちにおこなった。この研究では外耳の耳甲介舟の刺激が関節リウマチ患者の症状を改善することを示した。

2019年4月17日 「外耳への振動触覚デバイスによる関節リウマチの調査研究的治療」
Investigational treatment of rheumatoid arthritis with a vibrotactile device applied to the external ear
Meghan E. Addorisio,et al.
Bioelectronic Medicinevolume 5, Article number: 4 (2019)
Published: 17 April 2019
https://bioelecmed.biomedcentral.com/…/10…/s42234-019-0020-4
(全文オープンアクセス)

この論文では振動触覚デバイスという刺激機器が用いられています。インターロイキン6やインターロイキン1β、TNF(腫瘍壊死因子)などの炎症マーカーが減少しました。

耳甲介舟には耳穴「十二指腸」、耳穴「小腸」 、耳穴「蘭尾」、耳穴「大腸」、耳穴「艇角」、耳穴「膀胱」、耳穴「腎」、耳穴「膵胆」、耳穴「肝」とCO5からCO12までの耳穴が集結していますが、どれ一つとして関節リウマチとは関係がありません。耳甲介舟(COncha)のCOです。

つまり、中国式耳穴の理論では耳甲介舟( シンバ・コンチャ)の刺激で関節リウマチの痛みが減り、炎症マーカーが減少する現象を説明できないのが現状なのです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする