二十四節気「処暑」の養生穴

2020年8月22日
「処暑、二十四節気:中医は処暑の養生を教えます。3組の経穴を押して『養肺』『明目』『通鼻竅』しましょう」
 
 
ツボは
1.列缺穴
2.攢竹穴、魚腰穴、絲竹空穴
3.上星穴、迎香穴
です。
 
確かに8月7日の立秋を過ぎて猛暑の中にも少し涼しさがあり、鼻水、咳、クシャミ、喉の痛みが増えてきた印象があります。
 
現在は五運六気では「四之気の主気である太陰湿土」の季節であり、湿気が強くなり、太陰肺経や太陰脾経の症状が増えます。
 
今年、2020年は庚(かのえ)子(ね)です。五運では金運太過、六気では少陰君火司天、陽明燥金在泉になります。
 
 
圣济总录
四之气,自大暑日酉正,至秋分日未正,凡六十日有奇,主位少宫土,客气太阴土,中见金运,土得其位,以生运金,二气相得,以行阳明之令,溽暑至,大雨时行,寒热互至,民病寒热嗌干、黄瘅、鼽、衄饮发,宜治太阴之客,以甘补之,以苦泻之,以甘缓之,岁谷用白,间谷用麻,乃无湿邪之害。
 
 
『聖済総録』では溽暑(じょくしょ)至り、つまり湿気が強くて蒸し暑く、大雨が時に降り、寒さと暑さが交互に至り、民は寒熱を病み、喉が乾燥して、黄疸となり、鼽(きゅう)、つまり鼻水となります。太陰経の湿気を治療するのがよいです。
 
 
 

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