鼻出血

2020年1月15日『メディカルトリビューン』
「米・鼻出血の診療ガイドライン発表」

以下、引用。

米国耳鼻咽喉・頭頸部外科学会(AAO-HNSF)は鼻出血に対する臨床診療ガイドラインをOtolaryngol Head Neck Surg(2020; 162: S1-S38)に発表した。


2020年1月「臨床ガイドライン:鼻出血」
Clinical Practice Guideline: Nosebleed (Epistaxis).
Tunkel DE,et al.
Otolaryngol Head Neck Surg. 2020 Jan;162(1_suppl):S1-S38. doi: 10.1177/0194599819890327.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31910111


鍼灸学校の学生時代に『経絡経穴概論』の授業を受けて一番、印象的だったのが「鼻出血の際に天柱・風池を刺激すると鼻出血が止まることがある」という講義でした。学生時代はものすごく良い先生に『経絡経穴概論』を習っていて本当にラッキーでした。

1991年「特発性鼻出血と頸筋緊張の関係」
木村 照
『日本耳鼻咽喉科学会会報』
1991 年 94 巻 10 号 p. 1582a-1583
https://www.jstage.jst.go.jp/…/94/10/94_10_15…/_pdf/-char/ja

以下、引用。

左特発性鼻出血患者(26歳男性)に左頸筋緊張(風池の緊張)を認めたので同部を触診指圧したところ、一時的に鼻出血は亢進した。しかし直後に止血状態となり、頸筋緊張は消失した。


大後頭神経三叉神経症候群(GOT)について研究し、三叉神経と大後頭神経の関連を調査している際に、後頭部の筋緊張をとると鼻出血が止血できるという耳鼻科医の先生の論文を発見して驚いた記憶があります。

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