ニュージーランドの鍼事情

2021年4月22日
「ニュージーランドでの鍼の受容は、イギリスのようではないと鍼師は言っている」
Acupuncture acceptance in New Zealand not keeping up with UK, practitioners say

以下、引用。

ニュージーランドで登録されている約1200人の鍼灸師の1人であるグラハム・グッドは慢性疼痛に苦しむ患者のための最新のイギリスNICEガイドラインに鍼治療を最近含めた英国国立医療技術評価機構がニュージーランドでも適用されることを求めている。

ニュージーランドではニュージーランド損害保険公社(ACC)が労働関連災害と筋骨格系コンディションに対する針治療のみ支払いをしている。

ニュージーランド登録鍼師に認証された鍼師は1990年以降、ニュージーランド損害保険公社の規制によって認められている。しかし、鍼は代替ヘルス・セラピーと認識されており、ニュージーランド厚生省の認めるメディカル・プロフェッションとして登録されていない。

ニュージーランドは登録鍼師制度であり、ニュージーランド損害保険公社は保険支払いをおこなっています。

ニュージーランド・レジスター・オブ・アキュパンクチャリスト
http://www.acupuncture.org.nz/

その結果、ニュージーランドでは鍼の保険支払いが2003年には300万ドルでしたが、2018年には4,400万ドル、2019年には4,900万ドルと15年で10倍以上となりました。

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