『陳應龍針灸醫案』
陳應龍著 宇光出版社1981
承淡安先生の弟子である陳應龍先生には『霊子術修練法』と『陳應龍針灸醫案』があります。
中国のサイトで陳應龍先生の文献の書影の画像をみて「見たことある・・・」と思って、ダンボールの中を調べると、『陳應龍針灸醫案』がありました!
陳応龍先生のご子息である陳耀南先生は、現在も香港で鍼灸臨床を指導されているそうです。
崩漏(ほうろう:子宮からの不正出血)を脾弱気虚、統摂無権、衝脈任脈の不固から崩漏となったと分析して、治法は固気摂血で、取穴は足三里一穴です。
一般的には隠白ですが、補血にはまず補気するということから足三里を取ります。
陳応龍先生の医案(カルテ)を読むと、本当に感動します。