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直接灸と腸内細菌

 
 
2021年12月『中医雑誌』
「直接灸は腸内細菌の調節によってラット胃がん細胞のアポトーシスを促進する」
Direct contact moxibustion promotes apoptosis of gastric cancer cells in rats by regulating intestinal flora
Li-Jia Pan et al.
J Tradit Chin Med . 2021 Dec;41(6):943-952.
 
 
以下、引用。
 
【結果】
『直接灸(DCМ)』は粘膜組織のアポトーシスを促進し、(胃がんの発がん物質)N-メチル-N-ニトロ-N-ニトロソグアニジン(МNNG)によって引き起こされる腸内細菌叢の異常な変化を調節した。
 
さらに 直接灸は正常なラットの胃がん傾向の腸内細菌叢の組成と豊富さを作った。
 
【結論】
足三里(ST36)と胃兪(BL21)と中かん(CV12)穴の直接灸はルミノコッカス科およびプロボテラ属(短鎖脂肪酸を生成する細菌)を減少させ、(善玉腸内細菌)アッカーマンシアの成長を促すことにより胃粘膜のアポトーシスを促進し、胃癌の進行を遅らせた。
 
 
 
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