『Tehamo』最新号に耳鍼に関するインタビューを掲載していただきました

 
 
2020年に『医道の日本』が休刊し、2021年に『あとはとき』が『鍼灸OSAKA』といっしょになって『Tehamo』になり、2022年2月に『あはきワールド』が終刊しました。
 
電子書籍に移行する時代とはいえ、紙の雑誌がない分野というのは考えられません。同時代を記録し、批評するジャーナリズムがなくなってしまいます。
 
かつての『帝国鍼灸医報』『實験鍼灸醫學誌』『東邦医学』『医道の日本』『東洋医学鍼灸ジャーナル』などが図書館や古本屋さんにあるからこそ、近代日本の鍼灸師が何を考えていたのかがわかります。
 
『Tehamo』は『鍼灸OSAKA』の後継誌であり、現在、日本で唯一の鍼灸雑誌です。
非常に高品質の記事が掲載されており、プロフェッショナルを目指す方々は定期購読されていると思います。
 
わたしも『鍼灸OSAKA』のバックナンバーをまとめて購入し、それを徹底研究したことが臨床で最も役立ちました。『鍼灸OSAKA』と『医道の日本』は全てPDF化してあります。
 
今回の『Tehamo』の特集は「帯状泡疹」ですが、バックナンバーも、1つの疾患について多様な流派の先生方が症例をもとに治療法を発表されています。わたしにとっては、成書よりも雑誌の症例報告の方が有用です。
 
ぜひ、鍼灸業界全体のために、ご自身の専門技術と知識向上のためにも『Tehamo(てはも)』を定期購読していただければと思います。
 
 
Tehamo(てはも)最新号:4号 (発売日2022年06月30日)
↑Fujisan.co.jpで定期購読できます。

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