年寄りがまだ権力を握っている

 
2023年1月22日イギリス国営放送『BBC』
「日本は未来だった、しかし今では過去にとらわれている BBC東京特派員が振り返る」
 
 
以下、引用。
 
アメリカとヨーロッパはかつて強力な日本経済の台頭を恐れていた。現在、中国の経済力の成長を恐れているように。しかし、世界が予想した日本は結局のところ、出現しなかった。1980年代後半に、日本国民はアメリカ国民よりも裕福だった。しかし今では、その収入はイギリス国民より少ない。
 
バブルは1991年にはじけた。東京の市場では株価と不動産価格が暴落し、いまだに回復していない。
実質賃金はもう30年間、上がっていない。韓国や台湾の人たちの収入はすでに日本に追いつき、追い越している。
 
それでも、日本は変わりそうにない。原因の一部は権力のレバーを誰が握るのか決める硬直化した仕組みにある。
 
年寄りがまだ権力を握っている。
 
 
日本で10年過ごしたルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ記者の記事からは、日本への愛情が滲み出てきます。
日本に愛情をもっている外部の目線からは、問題点は明らかです。
 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする