6月7日、神戸にて気功セミナーを開催しました。
今回は、孫子の話からスタートしました。『孫子』虚実篇では、五行について書かれた「故に五行に常勝無く、四時に常位無く、日に短長有り、月に死生有り」という記述があります。「絶対的な強者は存在しない」「すべては相対的であり、変化し続ける」という意味です。
また、『兵法三十六計』の「囲魏救趙(いぎきゅうちょう)」についてもお話ししました。趙が魏に攻められて斉に救援を求めた際、斉の孫子は趙に向かわず、魏の首都を包囲しました。そして、急いで本国の首都に引き返してきた魏軍を待ち伏せして大破したという故事です。
なぜこの話をしたかというと、肺気虚から風邪という邪気が入り込んだとき、肺経は瀉法しても補法しても損傷します。その際は、膀胱経(天柱・風門)や胆経(風池)から瀉法するなど、五行をうまく使います。これは囲魏救趙と同じ戦略で、中国伝統医学の興味深い部分であるからです。
その後、気功を行いました。ポラリティで印堂を刺激してから、印堂・百会・のど・ダン中・神闕など各チャクラを刺激します。そして手かざしで肩こりの反応部分を探し、そこを左右の手ではさんで、変化させるハンドヒーリングを行いました。気功の際に、「香り」を感じるなどの独特の感覚があることなど多様性を感じていただくため、全員で経験をシェアしました。
休憩後、仰臥位の姿勢で湧泉ー三陰交のハンド・ヒーリングを行い、湧泉ー三陰交、三陰交ー血海、血海ー衝門、衝門ー関元のハンドヒーリングを行いました。三陰交にテイ鍼をおこない、フェザータッチで皮膚の変化で左右差を比較します。姿勢が技術的なポイントとなります。
最後に、足三里で示指を使った「押し方」の練習を行いました。実際に体を使わないとわかりにくいと思いますが、フェザータッチですべらせた指が止まるところで指を沈め、抵抗感のあるところでタテ・ヨコに滑らせ、一瞬ひびくところに示指の尖端をあわせて、肩甲骨から先の重さを使います。
皆さまのご協力のおかげで楽しい講義となりました。ご参加いただき、また、片付けや清掃もご協力いただき、本当にありがとうございました。
次回の詳細については、改めてホームページ、Facebook、Xにてご案内します。
みなさまのご参加をお待ちしています。
■神戸東洋医学研究会Facebook
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