12月23日、大阪にて八脈交会穴イオンパンピング治療セミナーを開催しました。
最初に八脈交会穴イオンパンピング療法の歴史を解説し、次に気功を行いました。気功は中島直胤先生の最終的なテスターに応用するためです。中島直胤先生の遺稿と理論を解説しました。
次に、参加者の方々の症状を伺い、実際に参加者の方が交代で八脈交会穴を触り、鍼を刺して、イオンパンピングコードでつなぎました。今回は難しい症状ばかりで、勉強になる症例ばかりでした。
特に印象的なのは、中島直胤先生が遺稿に書かれていた「三角刺」の症例があったことと同側両側刺鍼です。
参加者の先生が「この方は症状や圧痛は督脈上にあるのに、後溪ー申脈だけは使われていない」と仰っていましたがその通りで、実際に「間中喜雄先生ー中島直胤先生スタイル」の八脈交会穴のみのイオンパンピング療法を使っていると多くのことに気づかされます。三角刺も含めて未解明の部分があり、それが魅力となっています。
前回の参加者の先生方に口々に「以前のイオンパンピング療法セミナーで習得した方法を使って、難しい患者に変化があった」と言っていただいたのが何より励みになりました。
誰でもできる奇経八脈交会穴への響かせない単刺の置鍼のみで、イオンパンピングコードをつなぐだけの短時間でシンプルな治療法なのですが、証さえ一致すればかなりの切れ味があり、鍼灸の面白さや奥の深さを感じさせてくれる治療法なので、私は大好きです。その面白さや奥の深さを少しでもお伝えできればと思います。
最後に恒例のじゃんけん大会を行い、勝ち抜かれた参加者の方々に『操体法入門』と『香功』のDVDをプレゼントしました。
ご参加いただいた先生方のおかげで、良いセミナーとなりました。
本当にありがとうございました。
次回以降のセミナー予定は以下の通りです。
今後のセミナー開催予定はホームページ、Facebook、Twitterにてご案内していますのでご参照頂ければ幸いです。
■神戸東洋医学研究会Facebook
@kobeEMF
■神戸東洋医学研究会Twitter
@kobeemf
みなさまのご参加をお待ちしています*´∀`)ノ
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