2020年3月15日フランス国営『AFP通信』
『「新型肺炎の予防・治療に「熱敏灸」が効果を発揮 中国・江西省』
以下、引用。
ヨモギの葉で作ったもぐさの束を燃やし、体の表面から数ミリ上をなでるように当てると、患者はほどなく体内から発する熱ともぐさの熱の呼応を体感する。
中国・江西省では新型コロナウイルスによる肺炎患者の治療に、この神秘的な熱敏灸療法を取り入れている。新型肺炎の発生以来、同省では一貫して中国医学と西洋医学を同様に重視しており、予防・治療活動において整備された中国医学と西洋医学の協同メカニズムを打ち立てた。
江西中医薬大学付属病院の熱敏灸治療チームは10日までに、新型肺炎患者42人に対し、延べ272回の熱敏灸治療を実施している。
熱敏灸の開発者で江西中医薬大学付属病院の陳日新副院長は「熱敏灸治療チームと患者の反響によれば、治療後には気持ちがすっきりし、息苦しさやおなかの張りなどの症状も改善した。熱敏灸は新型肺炎の治療に適しており、症状の緩和と不快感の軽減につながることが明らかとなった」と述べた。
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