フランスの男性助産鍼師

 

2019年6月19日フランスの新聞『クーリエ・ピカール』
「コンピエーニュ病院の妊婦向けの鍼のプチ・クリニックが開設された」
L’acupuncture aux petits soins des femmes enceintes à l’hôpital de Compiègne


フランスでは助産師のことを「賢い女性」と言います。 助産師はモンペリエ大学やストラスブール大学で産婦人科の鍼の大学間ディプロマ学位を取得して助産鍼師となります。直訳すると「賢い女鍼師」です。


フランス鍼灸助産師協会
Association Française des Sages-Femmes Acupuncteurs
http://afsfa.gestasso.com/

 

このフランス・オワーズ県のコンピエーニュ病院で妊婦に鍼を刺しているジュリアン・コーヘンさんは28歳の男性の助産鍼師です。フランスでは男性助産師が認められてサジファム・オム(男性助産師)、またはマイウーティシアン(出産術師)と呼ばれているそうです。フランスやヨーロッパの貴族制度では最下位の貴族、バロンは「男爵」と訳されますが、女性の男爵相続人を「バロネス(女男爵)」となります。サジファム・オムは「男の賢い女」と直訳できるので異和感があります。

 

 

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