老中医の気管支喘息

 

2013年『名老中医の気管支喘息への針刺の経験』
当代名老中医针刺治疗支气管哮喘经验举隅
张昶 谭程 王军 白鹏 赵吉平
国际中医中药杂志
2013-07-11

 

楊永旋(ようえいせん)先生は、奇穴「肩内陵」を経験穴として発表されたことでも有名です。楊永旋先生の経験穴「利咽穴」は扁桃炎に効きます。
利咽穴. 该穴位于颈侧手阳明大肠经天鼎穴外旁8分处。进针0.5~1寸。主治急、慢性咽喉炎、扁桃体炎、咽喉肿痛、发音嘶哑。用平补平泻法。

 

一、杨永璇自创经验效穴

 

楊永旋先生は、虚寒証に、大椎(GV14)、喘息、肺兪(BL13)、膏肓(BL43)に直接灸をします。
喘息は奇穴「定喘」だと思います。急性発作時は豊隆(ST40)で去痰し、太淵(LU9)、天突(CV22)で喘息症状を緩解させます。虚証の場合、太溪(KI3)で納気します。天突(CV22)、上巨虚(ST37)で瀉法し、霊墟(KI24)に直接灸します。肺兪(BL13)・関元(CV4)にも直接灸し、膻中(CV17)、尺沢(LU5)は瀉法します。

 

西洋医学の気管支喘息は中医学の哮証に相当し、発作時は冷哮と熱哮に大別され、緩解期は肺・脾・腎の虚証に分類されます。

 

 

 

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